昨日は精神科医カワウソではなく救急医カワウソでした
研修医の時は月に5回ほど救急外来の当直をやっていたので、あの頃はいつものように救急用の服(ドラマなどで救急医が着ているような服)を着てましたが、最近では月に1回か2回くらいしかないので、たまにしか着ない救急用の服。袖を通せば、気分は救急医?
しかし、悲しいかな精神科を専門に初めて1年近くなるとだんだん救急の能力は衰えます
さすがに2年間みっちり救急をやったのでまだ救急対応はできますが
救急の医療と精神科の医療は全く異質のものだと僕は思います。
救急の医療は現在の身体状態を判断し、その患者さんにとって必要な医療をすばやくおこない生命の危険を回避する医療。
それに対して普段、僕が行っている精神科の医療は、患者さんの現在の精神状態を判断し、患者さんにとって、今何が問題なのか、そしてその問題を解決するには何が必要で、どのように働きかければ良いのかを患者さんと向き合うことで探っていく医療です。
僕はもちろん、精神科の医療の方が得意なんですが、昨日は救急の医療を行いました
そんなこんなで今日は当直明けで、バイトです
うん、頑張ろう
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